さちえさんとの動画

以下にもスライドと文字ベースでまとめました

仮想通貨は乱高下するものです。前から投資している人たちは、またしばらくしたら過去最高を更新すると信じているので、今むしろ買い増しているようです。

参考までに過去のデータを見てみましょう。ドルベースですが、2017年5月から7月までのビットコインの価格推移です。

5月に一度急上昇した直後、30%落ちて、6月に過去最高を更新したかと思いきや、またその1カ月後に今度は40%近く下落しています。

また、昨年の9月に中国政府がICO規制について言及した際にも、派手に下落しました。

ただ、長期的には今回の下落を踏まえても、右肩上がりではあるのです。

とはいえ、年明けからビットコイン調子悪いというのは確かにそうです。でも、これはとうとうバブルがはじけたということではなく、季節性の意味合いのほうが強いと思っています。

実は少なくとも過去2年間、1月の半ばに価格が大幅に落ちるというパターンは続いているのです。参考までに2016年12月から2017年1月までのグラフを見てみましょう。

ビットコインの価格は、1月の頭に急上昇してから一度落ち、半ばに更に急激に落ちていますが、このようなパターンは2016年1月にもありました。したがって、その時々で下落原因は異なり、毎回世界の終わりであるかのようにメディアは取り上げますが、ビットコインは長期的にはずっと伸びてきましたし、まだこれからも伸びると言っている人は多いです。

 

 

その根拠として、仮想通貨市場全体と、コイン一つひとつの時価総額を見ているケースが多いです。一言でいうと、世界中からどれくらいのお金が仮想通貨に集まっているのかということです。

一旦仮想通貨から離れますが、参考までにPwCが公開している資料を見てみると、世界のテクノロジーと金融業界の時価総額は、それぞれ3.5兆ドル以上です。日本円でいうと、350兆円くらいです。

つまり、株を買っている人たちのお金がそれぞれの業界の会社に、それだけたくさん集まっているということです。

それに対して、今の仮想通貨全体の時価総額は、一時的に8,000億ドルを超えましたが、現在は5,000億ドル以下です。日本円でいうと、50兆円くらいです。先ほど見たテクノロジー市場の時価総額と比較しても、実は7分の1くらいなのです。

昔のインターネットが世の中に普及したのと同じくらいのインパクトがあると言われているブロックチェーンですが、仮想通貨に関しては、集まっているお金はまだそこまで多くはないということです。

また、参考までに最も時価総額が大きい企業はアップルで、その規模は7,500億ドルです。

日本円でいうと75兆円くらいで、実は仮想通貨市場全体よりも、アップルのほうがお金は集まっているということです。

それに対して、今年の2月21日時点でビットコインに集まっているお金は、1,900億ドル弱。日本円でいうと19兆円くらいで、ビットコインはアップルの4分の1程度の規模です。

ちなみに、ビットコインは仮想通貨市場で最もお金が集まっているコインで、先ほどお伝えしたとおり全体で1,400種類くらいのコインがある中、ビットコインのシェアは40%弱です。時価総額でも2位のイーサリアムとは桁が違うのがわかります。

最近騒がれているリップルでさえ、時価総額でいうと3位なのに、その規模はビットコインの5分の1程度です。つまり、先ほどのアップルの20分の1くらいっていうことです。

もっというと、最近出てきたばかりのコインなんて、時価総額がリップルの100分の1以下のものもたくさんあります。

確かにこういった小さなコインの多くは消えていくでしょう。ADAコインで有名なカルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソンもそういっていました。

でも、その中には元大手のエリートたちが会社を辞めて起業し、世の中の問題を解決しようと一生懸命技術開発を行っている会社もあるのです。

そういうまともな会社が発行しているコインとさえ出逢うことができれば、消えないどころか、将来のグーグルやアマゾンのようになる可能性はあると思います。ブロックチェーンの技術は既に様々な業界での活用が検討されていますからね。